【不動産売却 現地調査】

【不動産売却 現地調査】2026/02/02
不動産売却のご相談を受けるとまずは現地を調査します
あまりないケースですが
雨水が他人が所有する水路を介して放流されていた現地がありました。
昭和50年頃にできた団地の横に
一見すると公共物のようなしっかりとした水路が個人の所有地でした
これまでずっと流していたのだから
みんな流しているから
これからも流せるだろうとは思えず
水路の所有者様をたずねると
懸念したとおり
「もう流さないでくれ」といわれてしまい
とりつくしまのない反応に(( ノД`)シクシク…
どうやら水路の掃除や雑草の処理などに長年不満をかかえていらっしゃったようです
団地をつくったときに何らかの約束のもと流させてもらったのではないかと思うのですが
勝手に他人様の土地に流すはずがないと思うのですが
お互い様のあいまいな時代だったのか
合意書などの記録は見つからず、、
傾斜の関係から別の水路につなぐことは無理。
雨水を水路や側溝に流す代わりに、敷地内に浸透ますを設けて地下に吸い込ませる方法も検討しましたが近隣の住宅から地下の砂が流れて地盤沈下を引き起こすのではないかと苦情がでたことで断念。
(反対するあなたたちも放流先は一緒なので将来同じように困るのではないのか?)
これでは住宅地としての売却は困難です。
紆余曲折を経て
最終的には「問題あり」の不動産であることを承知して購入してくださる方に買っていただきましたが、価格はかなり安価に。
この件は、相続により取得してご自身が住んだことのない不動産の売却であったため
所有者様も放流先が個人の水路であることを認識していらっしゃいませんでした。
不動産の売却は地域の事情に詳しい地元業者にお任せください。
近いほど無理なく物件に足を運ぶ回数が多くなり、
見えにくい問題を発見する可能性が上がります。
昔からあったもの、どのように工事されたかわからないもの、使用の履歴がわからない不動産の売却は、私たちも特に注意を払って調査をしますが、最終的には売却価格よりも、見えないトラブルの回避を優先することを進言させていただく場合もございます。
監修者情報

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代表取締役
六車 優佳




